iPhoneってSIMフリー版があるけど、普通にドコモやソフトバンクで買ったほうが機種代金がお得になるし、SIMフリー版で購入する必要ってあるの?どんなメリットがあるのか知りたい。逆に、SIMフリー版のデメリットも教えてほしい。
本記事では、こんな疑問に答えます。
ぼくは、auのiPhone6を利用してましたがメリットを考えてSIMフリー版のiPhoneXを購入しました。
SIMフリー版のiPhoneの一番のメリットは、どの会社のキャリアも利用できることですね。ドコモ・ソフトバンク・auの他にどこの格安SIM会社でも利用できます。さらに、海外のSIMも利用できます。
ぼくは、格安SIMのLINEモバイルを利用しています。機種代金の費用は大きいですが、月の通信費が2000円以下なので余裕で元が取れちゃいます。
ということでSIMフリー版のiPhoneのメリット・デメリットを解説していきます。
SIMフリー版iPhoneのデメリット
3大キャリアで買うよりも機種代金の支払額が多い
SIMフリー版のiPhoneは、3大キャリアで購入するより本体の機種代金が高いです。いわゆつ実質支払額ってやつですね。
iPhoneXSで比較してみました。ぼくの持っているiPhoneXで比較したかったのですが、Appleではもう販売してないみたいなので、iPhoneXS(64GB)で比較してみました。
会社 | 支払い金額 |
Apple | ¥112800 |
au | 実質負担額¥63600(¥128640) |
ドコモ | 実質負担額¥64800(¥123768) |
ソフトバンク | 実質負担額¥124800(¥136800) |
3大キャリアは割引のおかげでSIMフリー版のiPhoneを自分で買うよりは、機種代金の分はお得になります。ソフトバンクの場合だと、むしろAppleのほうが安いですね…。もしかしたらキャンペーンとかできちんと安くなるかもしれません。公式サイトで確認した限りでは、1年割引で月1000円しか割引表記されていませんでした。
25歳以下であればauやドコモと同じくらい割引されるみたいです。
ただ、割引されているからお得に見えるだけで、元の機種代金自体はそこまで変わらないんですよね…。むしろ、3大キャリアのほうがAppleより高いです。
下記の公式ページより参考にしたので気になる人は見てください。
自分で初期設定をしないといけない
大手キャリアでiPhoneを購入した場合は、お店の人が設定をしてくれます。
SIMフリー版をネットで購入した場合は、自分で初期設定をする必要があります。
ですが、初期設定の手順も見ればわかりますし、Appleの店舗に行けば教えてくれるのでそこまでデメリットでもないかなと思いますよ。
一括で機種代金を支払わないといけない可能性がある
3大キャリアの場合は、分割で支払うことができますが、SIMフリー版のiPhoneは分割で支払いをすることができない可能性があります。
理由は、SIMフリー版を購入するお店が分割に対応していないからです。SIMフリー版のiPhoneを購入する方法は以下の通り。
Appleであれば、無金利分割ローンがあるので会社員や学生、主婦の人ならたいてい審査が通るので分割で購入することができます。ただ、審査が通らなかったときやApple以外で購入する人は、一括で購入しないといけません。
一括だと10万円弱なのでかなりきついですよね。
まあ、Appleの無金利分割ローンはアルバイトの人でも通るので心配しなくて大丈夫です。ぼくみたいに無職だと通らない可能性があるということは頭に入れておきましょう。
自分で管理しないといけない
3大キャリアで購入したら、不具合や故障時にお店の人に聞くことができます。
ですが、SIMフリー版の場合は、自分で対応する必要があります。
Appleの店舗に行くか、Appleの修理店に行けば対応してくれるのでそこまで問題は無い気がします。田舎のほうだと店舗がない可能性があるので不便かもしれません。
SIMフリー版iPhoneのメリット
ほとんどのキャリアが使える
当たり前ですが、SIMフリーなのでau・ドコモ・ソフトバンクの3大キャリアはもちろん、LINEモバイルやUQモバイルなどの格安SIMもほぼ利用できます。
さらに、海外のSIMも利用することができます。なので、無駄に高いレンタルWi-Fiを使わなくても現地のSIMを購入して使えばめちゃくちゃ費用を抑えられます。
SIMロックを解除する必要がない
SIMフリーはすでにSIMロックが解除されている状態なのでSIMロックを解除する必要がありません。
三大キャリアのiPhoneをSIMロック解除する場合、SIMロック解除の手数料として費用が必要になります。
どのキャリアも3000円くらいの費用がかかります。
そもそも機種代金が安い
さきほどは支払う機種代金が3大キャリアより高いとデメリットで書きましたが、そもそも割引される前の機種代金はAppleで購入したほうが安いです。
もう一度表を書いておきます。
会社 | 支払い金額 |
Apple | ¥112800 |
au | 実質負担額¥63600(¥128640) |
ドコモ | 実質負担額¥64800(¥123768) |
ソフトバンク | 実質負担額¥124800(¥136800) |
普通にAppleで購入したほうが1万円以上安い。
しかも、実質負担額とは言ってますが割引されても高い通信費がちょっと安くなるだけです。それならSIMフリー版のiPhoneで格安SIMを契約したほうがかなりお得になります。
どれくらいお得なのかはこちらの記事(格安SIMのメリット・デメリットとは?3大キャリアと比較して解説【知らないと損する】)に詳しく書いてあるので参考になれば幸いです。
ざっくりですがぼくの場合は、3大キャリアよりSIMフリー版のiPhoneを購入して格安SIMと契約して年間で数万円は浮きました。はやく気付いて良かったです。
海外SIMも使える
海外のSIM利用することができるので、海外へ行く可能性がある人は、SIMフリー版のiPhoneにしておけば海外へいくときに便利です。
Wi-Fiをレンタルするよりも海外のSIMを利用したほうが費用を抑えられてお得です。
機種を売るときに高く売れる
三大キャリアのiPhoneよりもSIMフリー版のiPhoneのほうが売るときに高く売れます。
理由はメリットが多いからですね。
まとめ|SIMフリー版のiPhoneにしたほうがメリットが多い
結果的にSIMフリー版のiPhoneにしたほうがメリットが多いです。
まず、大前提に格安SIMを利用したほうが通信費も安くできるし、機種代金を全額自分で支払っても結果的にはお得になります。
それに、乗り換えるときもキャリアを気にしなくていいのはかなりメリットです。
ぼくはいまiPhoneXのSIMフリー版を使っていますが、その前はau版iPhone6を使用していたので、利用できる格安SIMが限られていました。
それに海外でもSIMが利用できるのはかなり便利です。